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消化器内科発熱外来

発熱と腹痛が同時にある

熱があり、同時にお腹も痛い――。この2つが重なるとき、体の中では「炎症」が起きているサインであることが少なくありません。単なる胃腸炎のこともありますが、なかには治療を急ぐべき病気が隠れていることもあります。

たかしな内科クリニックは、横浜市南区・吉野町駅から徒歩3分の内科・消化器内科です。発熱外来としての診療に加え、院内にマルチスライスCTを備えており、診察したその日のCT検査で、発熱と腹痛の原因を確認します。あわせて血液検査も行い、炎症の程度などを調べます。このページでは、発熱と腹痛が同時にあるときに考えられる原因と、受診の目安についてご説明します。

なぜ「発熱+腹痛」は注意が必要なのか

熱が出るのは、体が炎症や感染と戦っているサインです。そこに腹痛が加わるということは、お腹の中のどこかで炎症が起きている可能性を示します。

多くは感染性胃腸炎など、数日で治まるものです。しかし、虫垂炎・憩室炎・胆嚢炎・腎盂腎炎のように、抗菌薬による治療や、時には手術が必要な病気でも、この2つは同時に現れます。

「熱があるから風邪だろう」と考えて腹痛を見過ごすと、治療のタイミングを逃すことがあります。逆に、腹痛の原因を正しく見極めれば、適切な治療へ早くつなげられます。

発熱と腹痛が同時にあるとき、考えられる主な原因

感染性胃腸炎

ウイルスや細菌による、胃や腸の炎症です。発熱・腹痛に加えて、下痢や嘔吐を伴うのが特徴です。発熱と腹痛が同時にある場合、最も多い原因です。多くは安静と水分補給で数日のうちに回復します。

感染性胃腸炎(ノロ・ロタ等)

虫垂炎(盲腸)

みぞおちやへその周りの痛みから始まり、しだいに右下腹部へ移動しながら発熱します。進行すると穿孔・腹膜炎に至るため、早めの診断が重要です。

虫垂炎(盲腸)右下腹部が痛い

大腸憩室炎

大腸の壁にできた憩室に炎症が起きる病気です。日本人では左下腹部に多く、発熱と、押すと強く痛む腹痛が特徴です。

大腸憩室症・憩室炎左下腹部が痛い

胆嚢炎・胆管炎

胆石が胆嚢の出口に詰まって炎症を起こすと、右上腹部の痛みと発熱が現れます。胆管に炎症が及ぶと、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)を伴うことがあり、緊急の対応が必要です。

胆石症・胆嚢炎

腎盂腎炎

膀胱炎から細菌が腎臓にまで及んだ感染症です。高熱、背中や脇腹の痛み、排尿時の症状を伴います。尿路結石が背景にあることもあります。

膀胱炎・腎盂腎炎

その他

急性膵炎、骨盤内の炎症など、発熱と腹痛を起こす病気は多岐にわたります。だからこそ、症状だけで判断せず、検査で原因を絞り込むことが大切です。

受診の目安

状態受診の目安
冷や汗を伴う激痛が続く/高熱でぐったりする/黄疸が出た/尿が出ず水分もとれないためらわず救急外来へ(または119番)
発熱と腹痛が続く/痛みが強まる/嘔吐で水分がとれないその日のうちに受診
発熱と軽い腹痛が数日続く/下痢を伴う早めに受診

痛みに高熱と黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)が加わる場合は、胆管炎など緊急の治療を要する状態のことがあります。この場合は受診をお待ちにならず、救急外来の受診をご検討ください。

発熱と腹痛の診断とCT検査

発熱と腹痛の原因はさまざまなため、当院では複数の検査を組み合わせて絞り込みます。

問診・診察

いつから熱と痛みが始まったか、痛む場所、下痢・嘔吐・排尿時の症状の有無をうかがい、お腹を触診します。

血液検査

白血球やCRP(炎症反応の値)から、炎症の程度を確認します。肝機能や膵臓の酵素、腎機能もあわせて調べ、原因の絞り込みに役立てます。

CT検査

血液検査だけでは炎症の「場所」まではわかりません。当院では、診察の結果必要と判断すれば、その日のうちにCTを撮影し、虫垂・胆嚢・大腸・腎臓など、どこに炎症が起きているのかを画像で確認します。当日中に所見をご説明します。

CT画像の読影は、院長が自ら行います。昭和医科大学横浜市北部病院 消化器センター(世界消化器内視鏡学会〈WEO〉が認定する国際的優良施設)で、多くの腹部CT診断の経験を積んだ日本消化器病学会の消化器病専門医です。問診・診察・血液検査・CTの結果を一つにつなげて、原因を見極めます。

発熱をともなう腹痛は、原因によって治療がまったく異なります。当日に炎症の場所を特定できることが、早い治療への第一歩になります。

治療と、その後の流れ

原因が特定できれば、それに応じた治療を行います。

  • 感染性胃腸炎などの軽症なもの → 整腸剤や解熱薬などで、外来での治療を行います
  • 抗菌薬が必要な炎症(憩室炎・腎盂腎炎など) → 抗菌薬による治療を開始します
  • 手術や入院が必要な状態(穿孔した虫垂炎、重い胆管炎など) → 連携医療機関へ速やかにご紹介します

当院は、地域の基幹病院との連携体制を整えています。まずは当日の検査で原因と緊急度を見極め、必要な医療へ橋渡しします。

費用の目安

医師が検査の必要性を判断した場合、CT検査には健康保険が適用されます。撮影部位や処置内容によって異なりますが、3割負担の方で約6,000円が目安です。

上記は目安の金額です。血液検査などを含む診察全体の費用は、内容によって異なります。詳しくは受診の際にスタッフへお尋ねください。

詳しくはCT検査の費用をご覧ください。

よくあるご質問

Q. 熱があります。発熱外来とお腹の診察を、別々に受ける必要がありますか。

いいえ、当院で一度に対応できます。当院は発熱外来としての診療を行っており、発熱の原因を確認しながら、必要に応じてお腹の診察・血液検査・CT検査まで、同じ受診の中で進められます。感染症とお腹の病気を切り分けて診られることが、内科・消化器内科をあわせて行う当院の強みです。

Q. 下痢もあります。ただの胃腸炎でしょうか。

発熱・腹痛・下痢がそろう場合、感染性胃腸炎が最も多い原因です。ただし、虫垂炎の初期でも下痢を伴うことがあり、症状だけで区別できないこともあります。症状が強い場合や、右下腹部の痛みが目立つ場合は、CT検査で確認することをおすすめします。

Q. CT検査は本当に当日に受けられますか。

当院は院内にマルチスライスCTを備えており、診察の結果、医師が必要と判断した場合には、その日のうちに撮影を行います。検査部位や内容によっては、後日あらためて詳細な結果をご報告する場合があります。

Q. 市販の解熱鎮痛薬を飲んでから受診してもよいですか。

受診を予定している場合は、できるだけ服用を控えてお越しください。解熱鎮痛薬で熱や痛みが一時的に抑えられると、症状の程度がわかりにくくなり、診断の妨げになることがあります。すでに服用された場合は、その旨を診察時にお伝えください。

ご予約・アクセス

発熱と腹痛でお困りの方は、予約なしでもご来院いただけます。事前にWEB予約またはお電話でご連絡いただけますと、待ち時間の短縮につながります。発熱のある方は、来院方法について事前にお電話でご確認いただけますと安心です。

  • WEB予約:24時間受付
  • お電話:045-253-2112
  • 所在地:横浜市南区南吉田町2-28(横浜コスタセイス1F)
  • アクセス:市営地下鉄ブルーライン「吉野町駅」から徒歩3分/京急本線「黄金町駅」から徒歩7分
  • 駐車場:2台
  • 診療時間:午前 9:00〜12:00/午後 15:00〜18:00(最終受付は診療終了30分前)
  • 休診日:水曜終日・土曜午後・日曜午後

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