胃がんリスク検診(ABC検診)
ABC検診(胃がんリスク検診)は、採血だけで胃がんのリスクを評価できる検診方法です。胃カメラと組み合わせることで、より効果的な胃の健康管理が可能になります。
ABC検診のしくみ
採血により「ピロリ菌抗体」と「ペプシノゲン値」の2項目を測定します。ペプシノゲン値は胃粘膜の萎縮度合いを反映しており、この2つの組み合わせでリスクをA〜D群に分類します。
A群はピロリ菌感染がなく、胃粘膜の萎縮もほとんどない状態です。B群・C群・D群は萎縮や感染の程度に応じて胃がんリスクが高まります。D群はリスクが最も高く、定期的な胃カメラ検査が強く推奨される状態です。
検診結果に応じた受診の目安
B・C・D群と判定された方には、胃カメラ検査を受けていただくことをお勧めします。血液検査では分からない粘膜の変化や病変を、胃カメラで直接確認することが大切です。ピロリ菌感染が判明した場合は、除菌治療もご検討ください。
除菌に成功すると、胃がんや胃潰瘍の発症リスクを下げることにつながります。A群の方でも自覚症状がある場合は、胃カメラ検査をお勧めします。