コラム
【健康診断・便潜血で要精密検査の方へ】大腸カメラでの早期発見を最大化するAI診断×専門医の技術
健康診断の結果で「便潜血反応陽性」「大腸の精密検査を受けてください」と記された通知を受け取った方へ。この結果は、大腸に出血している箇所がある可能性を示すものです。痔からの出血である場合もありますが、大腸ポリープや大腸がんによる出血のサインである可能性も否定できません。通知を受け取ったら、できるだけ早く大腸カメラ(下部消化管内視鏡)による精密検査を受けることが大切です。
当院では、AI診断支援システムを搭載した大腸カメラで精密検査を行っています。院長は昭和大学横浜北部病院消化器センターでAI内視鏡診断の研究・論文執筆を行ってきた専門医であり、精度の高い検査を提供できる体制を整えています。
便潜血陽性は「病気の確定」ではなく「精密検査のサイン」
便潜血検査は、便の中に血液が混じっていないかを調べる検査です。陽性反応が出ても、必ずしも大腸がんを意味するわけではありません。痔や大腸ポリープなど、がん以外の原因でも陽性になることがあります。しかし、陽性の方のうち一定の割合で大腸がんやポリープが見つかるため、精密検査は欠かせません。
精密検査を後回しにしてはいけない理由
「痔だと思うから大丈夫」「体の調子に問題はない」という理由で精密検査を先延ばしにしてしまう方がいます。しかし、大腸がんは初期の段階では自覚症状がほとんどありません。症状が出てから受診したときには、すでに進行してしまっていることもあります。早期発見できれば治癒率が高い大腸がんだからこそ、精密検査を先延ばしにしないことが重要です。
AI診断支援で早期発見の精度を最大化する
大腸カメラの精度は、内視鏡医の技術と使用する機器の両方によって決まります。当院が導入しているAI搭載内視鏡(CADe:コンピュータ支援腺腫検出システム)は、映像をリアルタイム解析して見落としを防ぐ技術です。
AIが腺腫発見率を高める科学的根拠
昭和大学横浜北部病院消化器センターが実施した4,712件の前向き観察研究では、CADe導入によって内視鏡医の腺腫発見率(ADR)が向上することが確認されています。特に元々の発見率が高い熟練医師でもCADe使用によってさらに検出率が改善し、AI活用が医師の技術劣化につながるという懸念も否定されました。AI活用と医師の高い技術力が組み合わさることで、最も高い早期発見率が実現します。
小さな病変・平坦な病変も見逃さない
便潜血陽性の原因となった病変が小さなポリープや平坦な病変であることは珍しくありません。こうした病変は目視のみでは見落とされやすく、AI診断支援によって検出の精度が大きく改善します。精密検査を受けるなら、AIが搭載された施設で受けることをお勧めする理由がここにあります。
精密検査で何がわかり、どんな治療が行われるか
大腸カメラによる精密検査では、大腸の内側全体を詳しく観察し、異常があればその場で生検(組織の一部を採取して検査する)やポリープ切除を行うことができます。
ポリープが見つかった場合
小さなポリープであれば、多くの場合は検査当日に切除することができます。当院ではコールドポリペクトミーという手術用のハサミで切り取る方法を採用しており、電気を使わないため安全性が高く、ほとんどの方が当日帰宅できます。
初期がんが見つかった場合
大腸がんの初期(T1がん)であれば、状況によっては内視鏡での切除が可能です。ただし切除後は、がんがリンパ節に広がっていないかを判断するための病理検査が行われます。当院の院長は大腸がんのリンパ節転移予測に関する研究実績を持っており、この重要な判断を学術的な根拠に基づいて行います。
精密検査を受けるタイミングと準備
便潜血陽性の通知を受け取ったら、できるだけ早く(遅くとも3ヶ月以内を目安に)精密検査を受けることをお勧めします。大腸カメラには前処置(前日の食事制限と当日の腸管洗浄)が必要ですが、当院では事前に詳しくご説明しますのでご安心ください。
鎮静剤で苦痛を抑えた検査
大腸カメラに対して「痛そう」「つらそう」というイメージを持っている方もいるかもしれません。当院では鎮静剤を使用して、眠ったような状態で検査を受けていただくことができます。検査後はリカバリースペースでゆっくりお休みいただいてから帰宅できます。
当院での精密検査のご案内
当院は、便潜血陽性などで精密検査が必要な方に向けた、AI診断支援と専門医の技術を組み合わせた大腸カメラ検査を提供しています。
- AI搭載内視鏡(CADe)による高精度な病変検出
- AI内視鏡診断の研究論文実績を持つ専門医が担当
- 鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査
- 日帰りポリープ切除(コールドポリペクトミー)に対応
- 日曜日の内視鏡検査も実施(平日が難しい方にも対応)
- 24時間WEB予約対応・吉野町駅徒歩3分
「要精密検査」と言われたけれどまだ受けていない方は、ぜひ当院にご相談ください。早期発見・早期治療のために、今すぐご予約をお取りください。