症状から探す

消化器内科

便が細くなった・残便感がありスッキリしない

以前より便が細くなった、鉛筆のように細い便が出る、排便してもスッキリせず便が残っている感じがする――。こうした変化が続くとき、大腸や直腸の通り道が狭くなっているサインのことがあります。

一時的な便秘やストレスが原因のこともありますが、症状が長引く場合は、大腸ポリープや大腸がんなど、腸の中を狭くする病気が隠れていることもあります。便の変化は自覚しにくく、見過ごされやすいだけに、続くときは一度確かめておくことが大切です。

たかしな内科クリニックは、横浜市南区・吉野町駅から徒歩3分の内科・消化器内科です。鎮静剤を用いた苦痛の少ない大腸カメラで、腸の中を直接確認します。このページでは、便が細くなる・残便感が続く原因と、受診の目安についてご説明します。

なぜ便が細くなる・残便感が続くのか

便は、大腸を通る間に形づくられ、直腸にたまって排出されます。この通り道のどこかが狭くなると、便がそこを通るときに細くなります。また、直腸に便が残る感じ(残便感)は、直腸や肛門の近くに変化があるときに起こりやすい症状です。

狭くなる原因はさまざまですが、便が細い状態が数週間続く、だんだん細くなってきた、血便や体重減少を伴うといった場合は、腸の中を狭くする病気が背景にあることを考えて、検査で確かめる必要があります。

便が細くなる・残便感が続くときに考えられる主な原因

大腸がん・大腸ポリープ

大腸、とくに便が固まる肛門に近い側(S状結腸・直腸)にがんやポリープができて腸の中が狭くなると、便が細くなったり、残便感が出たりします。初期には自覚症状が乏しく、便の変化が数少ないサインのひとつであることもあります。

早期に発見できれば、内視鏡での治療が可能な場合もあります。便の変化を「年のせい」「便秘のせい」と片づけず、確かめておくことが大切です。

大腸がん大腸ポリープ

潰瘍性大腸炎・クローン病

大腸の粘膜に慢性的な炎症が起こる病気です。炎症で腸が狭くなったり、便通が乱れたりします。血便や下痢、腹痛を伴うことがあります。

潰瘍性大腸炎(UC)クローン病(CD)

過敏性腸症候群(IBS)

検査をしても異常が見つからないのに、腹痛と便通異常(下痢・便秘・便が細いなど)が続く病気です。排便すると症状が軽くなること、ストレスで悪化することが特徴です。ただし、これはほかの病気を除外して初めて診断できるものです。

過敏性腸症候群(IBS)

便秘・痔

慢性的な便秘でも、便が細くなったり残便感が出たりします。痔(とくに肛門が狭くなるタイプ)でも、便が細くなることがあります。ただし、これらと自己判断で決めつけず、ほかの病気がないことを確かめておくと安心です。

何日も便が出ない・便が硬くて出しにくい

受診の目安

状態受診の目安
便が細い・残便感に加えて、血便が出る/急に体重が減ってきた/強い腹痛を伴うその日のうち〜早めに受診
便が細い状態や残便感が数週間続いている/だんだん細くなってきた/便通の変化が続く早めに受診
40歳以上で、これまで一度も大腸カメラを受けたことがない症状の有無にかかわらず、一度検査を検討

便の変化は緊急を要することは多くありませんが、血便・体重減少を伴う場合や、症状が数週間続く場合は、大腸の病気が進行しているサインのことがあります。先延ばしにせず、受診してください。

便が細くなる・残便感が続くときの検査

原因を確かめるため、次の検査を行います。

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)

便が細くなる・残便感が続く原因を調べる、最も直接的で確実な検査です。大腸の粘膜を直接観察し、がん・ポリープ・炎症・狭くなっている部分がないかを確認します。

当院ではAI診断支援システム(CADe)を併用し、CO2送気を用いた、お腹の張りに配慮した検査を行っています。鎮静剤(静脈内鎮静法)を使い、うとうとした状態で受けていただけます。検査中にポリープが見つかった場合は、多くのケースでそのまま日帰り大腸ポリープ切除(コールドポリペクトミー)まで行えます。

大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡)

腹部CT検査

大腸の外側の状態や、周囲の臓器との関係、リンパ節の腫れなどを立体的に確認します。大腸がんが疑われる場合の評価に役立ちます。診察の結果必要と判断すれば、その日のうちに撮影し、当日中に所見をご説明します。

便潜血検査・血液検査

便に目に見えない血が混じっていないか、出血による貧血や炎症がないかを確認します。

なお、大腸カメラは事前の準備(食事制限と下剤)が必要なため、原則として後日のご予約となります。診察と、必要に応じたCT検査・血液検査は当日に行い、その結果をふまえて検査の日程を決めます。

検査でわかったあとの治療

原因に応じて、治療を行います。

  • 大腸ポリープが見つかった場合 → 多くは日帰りで切除できます(コールドポリペクトミー)。将来の大腸がん予防につながります
  • 潰瘍性大腸炎・クローン病、過敏性腸症候群 → 腸の炎症を抑える薬や、腸の働きを整える薬で治療します
  • 便秘 → 生活・排便習慣の指導と、必要に応じた薬で改善をはかります
  • 進行した大腸がんなど、手術が必要な場合 → 速やかに連携医療機関へご紹介します

排便のお悩みは、恥ずかしさから受診をためらう方もいらっしゃいますが、当院ではプライバシーに配慮して診療しています。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

費用の目安

大腸カメラ検査、CT検査には健康保険が適用されます。

検査内容1割負担の目安3割負担の目安
大腸カメラ(観察のみ)約2,000円約6,000円
大腸カメラ+ポリープ切除約5,000円〜約15,000円〜
CT検査約2000円約6,000円

上記は初診・再診料を含む目安の金額です。処置内容によって費用は異なります。詳しくは受診の際にスタッフへお尋ねください。

詳しくは大腸カメラの費用をご覧ください。

よくあるご質問

Q. 便が細いだけで、ほかに症状はありません。受診したほうがよいですか。

便が細い状態が数週間続いている、だんだん細くなってきた、という場合は、一度検査を受けることをおすすめします。大腸がんやポリープは、初期には便の変化以外の症状が乏しいことがあります。とくに40歳以上で大腸カメラを受けたことがない方は、この機会に検討されるとよいでしょう。

Q. 残便感が続きますが、便秘だと思っています。検査は必要ですか。

慢性的な便秘でも残便感は起こりますが、大腸や直腸の病気でも同じ症状が出ます。便秘と自己判断で決めつけず、一度、ほかの病気がないことを確かめておくと安心です。とくに、血便や体重減少を伴う場合は、早めに受診してください。

Q. 検査はその日のうちに受けられますか。

診察と、必要に応じたCT検査・血液検査は当日に行えます。一方、大腸カメラは事前の準備(食事制限と下剤)が必要なため、原則として後日のご予約となります。診察の結果をふまえて、検査の日程をその場で決めます。

Q. 検査は痛いですか。恥ずかしくないですか。

当院では鎮静剤(静脈内鎮静法)を用い、うとうとした状態で大腸カメラを受けていただけます。あわせてCO2送気などを取り入れ、痛みや不快感の軽減に努めています。また、プライバシーに配慮した環境を整えています。過去につらい思いをされた方も、ご相談ください。

ご予約・アクセス

便が細くなった・残便感が続くことでお困りの方は、どうぞお早めにご相談ください。事前にWEB予約またはお電話でご連絡いただけますと、待ち時間の短縮につながります。

  • WEB予約:24時間受付
  • お電話:045-253-2112
  • 所在地:横浜市南区南吉田町2-28(横浜コスタセイス1F)
  • アクセス:市営地下鉄ブルーライン「吉野町駅」から徒歩3分/京急本線「黄金町駅」から徒歩7分
  • 駐車場:2台
  • 日曜日:午前は完全予約制。日曜の内視鏡検査に対応しています

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