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体がだるい・重い・寝ても疲れがなかなか抜けない
日常生活の中で体がだるい、重いと感じたり、十分な睡眠をとっても疲れがなかなか抜けないという症状は、単なる過労やストレスだけでなく、背後に何らかの疾患が潜んでいるサインである可能性があります。
特に消化器系の異常や生活習慣病などは初期症状として全身の倦怠感や疲労感として現れることが多く、放置せずに適切な医療機関で原因を特定することが健康維持のために重要です。
体がだるい・重い・寝ても疲れがなかなか抜けないから考えられる主な疾患
慢性的な疲労感やだるさが続く場合、貧血を引き起こす消化器疾患や、肝臓の異常、代謝にかかわる生活習慣病など、様々な原因が考えられます。当院では、このような症状から以下のような疾患の可能性を考慮し、診療を行っています。
- 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
- 胃がん
- 大腸がん
- 脂肪肝
- 糖尿病
- 睡眠時無呼吸症候群
体がだるい・重い・寝ても疲れがなかなか抜けないの診断と検査について
慢性的なだるさや疲労感の原因を正確に突き止めるため、当院では患者様の症状や生活背景を丁寧にお伺いした上で、適切な検査をご提案しております。
血液検査
全身の状態を把握するための基本となる検査です。貧血の有無をはじめ、肝機能、腎機能、血糖値(HbA1cなど)を測定し、だるさの原因となる内臓の機能低下や生活習慣病が隠れていないかを調べます。
CT検査
腹部の臓器に異常がないかを詳細に調べるために行います。当院では即日検査・診断が可能なCT検査設備を導入しており、肝臓、胆嚢、膵臓などの状態を速やかに確認できるほか、内臓脂肪CT検査によってメタボリックシンドロームの評価も行うことが可能です。
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
胃潰瘍や胃がんからの微量な持続的出血が原因で貧血となり、だるさを引き起こしているケースを診断するために実施します。当院の胃カメラは鎮静剤を使用し、苦痛を最小限に抑えた検査が可能です。経口、経鼻、極細スコープなど、患者様のご負担に配慮した選択肢をご用意しております。
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)
大腸がんや大腸ポリープからの出血による貧血が疑われる場合に行います。当院ではAIを導入した精度の高い検査を行っており、病変の早期発見に努めています。また、痛みに配慮した水浸法やCO2送気を取り入れ、日帰りでのポリープ切除にも対応しております。
超音波検査(エコー)
体への負担がなく、腹部の内臓(肝臓など)や心臓、血管の状態を視覚的に確認する検査です。脂肪肝などの異常がないか、迅速にチェックすることができます。
体がだるい・重い・寝ても疲れがなかなか抜けないの治療について
検査によってだるさの根本的な原因が明らかになった後は、それぞれの疾患や状態に合わせた最適な治療法を提案いたします。
ライフスタイルの見直しと生活習慣病治療
脂肪肝や糖尿病、高血圧症などが原因である場合、食事指導や運動指導を通じて生活習慣の改善を図ります。家庭血圧指導なども並行して行い、必要に応じて内服薬の処方を行いながら、症状の緩和と病状のコントロールを目指します。
消化器疾患に対する薬物療法
胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎といった疾患の可能性があると診断された場合は、胃酸の分泌を抑える薬や粘膜を保護する薬を用いた薬物療法を開始し、原因となっている消化管の炎症や出血を治療します。
内視鏡的治療や専門医療機関への紹介
大腸カメラ検査でポリープが発見された場合は、検査当日に日帰りでの切除(コールドポリペクトミー)が可能です。また、胃がんや大腸がんなどのより専門的な治療が必要な疾患が見つかった際には、速やかに連携する高度医療機関をご紹介いたします。
体がだるい・重い・寝ても疲れがなかなか抜けないで受診するタイミングと注意点
日常的な疲れと軽視されがちな症状ですが、放置することで重大な疾患の発見が遅れるリスクがあります。ご自身の体調の変化を見逃さず、適切なタイミングでご相談ください。
数週間以上症状が持続している場合
十分な休息や睡眠をとっても、だるさや重さが数週間以上にわたって改善しない場合は、体の中で何らかの異常が起きているサインかもしれません。早めに原因を特定するため、受診をご検討ください。
便の異常や体重減少を伴う場合
だるさに加えて、黒い便や血便が出る、特にダイエットをしていないのに体重が減っていくといった症状がある場合は、胃や大腸などからの出血や悪性腫瘍の疑いがあります。この場合は速やかに胃カメラや大腸カメラ、CT検査を受けることをお勧めします。
健康診断で異常を指摘された場合
職場の健康診断などで貧血や肝機能の異常、血糖値の高さを指摘された上でだるさを感じている場合は、すでに疾患が進行し始めている可能性があります。自覚症状がそれほど強くなくても、詳しい検査による確定診断が必要です。