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発熱外来

熱がある・高熱が出て下がらない

発熱は、体内に侵入したウイルスや細菌などの病原体と免疫システムが戦っているサインであり、多くの場合は数日で自然に解熱しますが、高熱が数日以上続く場合や、解熱剤を使用してもすぐに熱が上がってしまう場合は注意が必要です。

単なる風邪だと思っていても、背景に肺炎などの呼吸器疾患や、感染性腸炎、胆嚢炎といった消化器疾患など、精密な検査と早期の治療を要する重大な病気が隠れている可能性があるため、自己判断で放置せずに医療機関を受診することが大切です。

熱がある・高熱が出て下がらないから考えられる主な疾患

発熱や長引く高熱の症状がある場合、呼吸器の感染症から消化器の炎症を伴う疾患まで、様々な原因が考えられます。当院では以下の疾患の可能性を視野に入れ、慎重に診断を行います。

  • 感染性腸炎
  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病
  • 胆石症・胆嚢炎
  • 急性膵炎
  • かぜ症候群
  • インフルエンザ
  • 新型コロナウイルス感染症
  • 肺炎

熱がある・高熱が出て下がらないの診断と検査について

長引く発熱の原因を正確に特定し、適切な治療へと繋げるために、当院では患者様の症状や経過を詳しく伺った上で、各種検査を組み合わせて診断を行います。

感染症検査・検体検査

発熱の初期段階では、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの迅速検査を行い、感染症の有無を確認します。同時に血液検査を実施し、体内の炎症反応の程度や白血球の数値、肝機能や腎機能などに異常がないかを評価し、発熱の根本的な原因を探ります。

CT検査(胸部・腹部)

高熱が続く場合や強い腹痛や咳などを伴う場合、臓器の深い部分で炎症が起きている疾患の可能性を調べるためにCT検査が非常に有効です。当院では即日検査可能なqCTを導入しており、肺炎の有無を確認する胸部CTや、胆嚢炎、急性膵炎などの消化器疾患を評価する腹部CTを実施し、迅速な確定診断へ繋げます。

下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)

発熱に加えて、頻回な下痢や血便、腹痛などの症状が続く場合は、感染性腸炎や潰瘍性大腸炎、クローン病などの大腸疾患が疑われます。腸管の炎症状態を直接観察し確定診断を行うため、大腸カメラをご案内することがあります。当院の大腸カメラはAIを導入し、水浸法やCO2送気を用いた痛みに配慮した検査を行っております。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

胃潰瘍などが重症化して炎症が広がった結果として発熱を伴うケースもあります。みぞおちの激しい痛みや黒い便などの症状がある場合は、胃カメラで上部消化管の粘膜を直接確認します。当院では鎮静剤を使用し、苦しさを感じにくい胃カメラを提供しています。

熱がある・高熱が出て下がらないの治療について(一般的な対応)

発熱に対する治療は、一時的に熱を下げる対症療法だけでなく、熱を引き起こしている根本的な原因となる疾患に対する治療を並行して行うことが基本となります。

解熱鎮痛薬の処方と対症療法

高熱によって体力が奪われたり、食事が十分にとれなかったりする場合は、患者様の状態に合わせて解熱鎮痛薬を処方し、辛い症状を和らげます。また、発熱時は体内から水分が失われやすいため、適切な水分補給の指導や点滴による脱水予防の処置を行います。

原因疾患に応じた専門的治療

検査によって発熱の原因が特定された場合、それぞれの疾患に合わせた治療を開始します。細菌性肺炎や感染性腸炎が疑われる場合は適切な抗菌薬を処方し、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患が見つかった場合は、専用のお薬を用いた専門的な内科治療へ移行します。

熱がある・高熱が出て下がらないで受診するタイミングと注意点

発熱は日常的によく見られる症状ですが、背後に重篤な疾患が隠れていることもあるため、適切な受診のタイミングを見極めることが重要です。

38度以上の高熱が数日続く場合

解熱剤を使用してもすぐに熱が上がってしまう、あるいは38度以上の高熱が3日以上継続している場合は、単なる風邪ではなく肺炎や消化器系の強い炎症など、より踏み込んだ検査が必要な疾患のサインである可能性が高いため、早急に医療機関をご受診ください。

激しい腹痛や下痢など他の症状を伴う場合

発熱だけでなく、激しい腹痛、持続する下痢や血便、息苦しさなどを伴う場合は、早急な原因究明が必要です。当院では即日対応可能なCT検査や、苦痛の少ない大腸カメラ・胃カメラを活用し、迅速に診断を行える体制を整えておりますので、我慢せずに院長にご相談ください。

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