痛くない大腸カメラの秘密
「大腸カメラは痛い・つらい」というイメージをお持ちの方でも安心して受けていただけるよう、当院では複数の苦痛軽減の取り組みを組み合わせています。
鎮静剤を使った検査
点滴から鎮静剤を投与し、うとうとした状態で検査を受けていただく方法に対応しています。腸にスコープが入る際の不快感や張り感が大きく和らぎ、気づいたら終わっていたというご感想をいただく方も多くいらっしゃいます。
検査後はリカバリールームでゆっくりお休みいただき、体調が整ってから担当医が検査画像をお見せしながら結果をご説明します。なお、鎮静剤使用後は当日の車・バイク・自転車の運転ができません。公共交通機関のご利用か、ご家族の送迎でご来院ください。
腸への負担を減らす挿入の工夫
大腸は複数の屈曲部があり、スコープを押し進めるだけでは腸が伸ばされて痛みの原因になります。当院では「軸保持短縮法」という挿入技術を取り入れ、腸のループを丁寧にたたみ込むように短縮させながら進めることで、苦痛をできるだけ抑えた挿入を行っています。
また、少量の水を注入しながら観察する「水浸法」を必要に応じて組み合わせることで、腸粘膜の観察精度を高めながら腹部膨満感を軽減できます。「以前、内視鏡検査で痛みを感じた方」や「不安が強い方」も、お気軽にご相談ください。
AI診断支援システムによる精密な検査
当院ではAIが内視鏡画像をリアルタイムで解析し、大腸ポリープや大腸がんなどの発見をサポートするAI診断支援システムを導入しています。AIは組織の異変が疑われる箇所をリアルタイムに認識し、医師の診断をサポートします。
病変の発見だけでなく、将来的にがん化する可能性があるかどうかの診査にも活用できます。医師とAIによるダブルチェック体制をとることで、病変の見逃しリスクをできる限り低くすることをめざしています。
女性の方が安心できる配慮
大腸カメラ検査は下着を脱いでいただく必要があり、女性の方にとって精神的な負担を感じやすい検査です。当院では女性の方が安心して受けていただけるよう、女性スタッフが検査時に対応できる体制を整えています。

プライバシーへの配慮を大切にしながら、安心した環境での検査をご提供できるよう努めています。