コラム

CT検査

尿管結石の激痛!CT検査なら石の位置と大きさが数分でわかります

突然、脇腹や腰に激しい痛みが走り、冷や汗をかくほどの苦しさ——これは尿管結石の典型的な発作です。尿管結石は、腎臓で作られた石(結石)が尿管に詰まることで起こります。痛みの強さから「人生最大の痛み」と表現する方もいるほど激烈な症状が特徴です。

こうした症状が出たとき、「どこに石があるのか」「どのくらいの大きさなのか」を迅速に把握することが治療方針の決定に直結します。当院では高性能CTスキャンを導入しており、来院当日に結石の位置・大きさ・数を正確に確認できます。痛みに苦しんでいる方も、まずお早めにご来院ください。

尿管結石の主な症状

尿管結石の発作は突然始まり、数分〜数十分で激しいピークに達することが多いです。以下の症状に心当たりがある方は、尿管結石の可能性があります。

  • 突然起こる激しい脇腹・腰・下腹部の痛み
  • 痛みが波を打つように繰り返す(疝痛発作)
  • 吐き気・嘔吐を伴う
  • 血尿(赤みがかった尿・茶色い尿)が出る
  • 排尿時に痛みや違和感がある
  • 冷や汗が出るほどの激痛が続く

これらの症状は虫垂炎・婦人科疾患・大動脈解離など他の重篤な疾患と紛らわしいことがあります。CT検査で素早く正確に原因を特定することが、適切な治療への近道です。

なぜCT検査が尿管結石の診断に有効なのか

尿管結石の診断には、腹部CT検査が最も確実な方法とされています。超音波(エコー)検査でも確認できる場合がありますが、尿管の途中にある小さな石や、腸ガスに隠れた石はエコーでは見えにくいことがあります。

一方、CT検査は尿管全体を鮮明な断面画像で描出できるため、石の位置(腎臓・上部尿管・下部尿管・膀胱のどこか)・大きさ・数・腎臓の水腎症(尿が詰まって腎臓が膨らんだ状態)の有無まで詳細に確認できます。当院では撮影後に院長が画像を確認し、当日中に説明することが可能です。

結石の大きさと治療方針の関係

CT検査で確認した結石の大きさは、治療方針の決定に直接関わります。一般的な目安は以下のとおりです。

  • 4mm以下の小さな石:自然に排石される可能性が高く、水分補給・鎮痛剤・尿管を拡張する薬などで経過観察が基本となります。
  • 5〜10mm程度の石:自然排石が難しい場合もあり、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)などの専門的な治療が検討されます。
  • 10mm以上の大きな石:内視鏡的な手術が必要になることが多く、高度医療機関への紹介が必要です。

当院では結石の大きさ・位置・症状を総合的に判断し、内科的管理が可能なケースは引き続き治療を行います。専門的な外科処置が必要と判断した場合は、連携医療機関へ速やかにご紹介します。

再発を防ぐために知っておきたいこと

尿管結石は再発率が高い病気です。一度発症した方の約50%が10年以内に再発するとされています。再発を予防するためには、生活習慣の改善が重要です。

  • 水分を1日2リットル以上こまめに摂る(尿を薄く保つ)
  • 塩分・動物性タンパク質・シュウ酸を多く含む食品(ほうれん草・チョコレートなど)を控えめにする
  • カルシウムは食事から適切に摂る(過剰な制限は逆効果)
  • 肥満・糖尿病・高血圧などの生活習慣病を管理する

当院では、結石の成分や患者様の生活習慣に応じた再発予防のアドバイスも行っています。「また結石になりたくない」という方も、ぜひご相談ください。

こんな方にCT検査をおすすめします

  • 突然の激しい脇腹・腰の痛みがある方
  • 血尿が出た方
  • 過去に尿管結石と診断されたことがある方(再発の確認)
  • 健康診断で腎臓や尿路に異常を指摘された方
  • 痛みは治まったが、石がまだあるか確認したい方

激しい痛みが落ち着いた後でも、石が残っていれば再度発作が起こることがあります。CT検査で現状を把握し、適切な治療・予防につなげましょう。

045-253-2112 09:00~12:00/15:00~18:00